「働きたくない」という熱い想いだけは誰にも負けない

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【遊戯王カードの思い出】油断は大敵

小さな敵が、大きい敵に勝つ、というケースは枚挙に暇がない。

 

強敵であっても、油断が生じると一気にやられることがある。

桶狭間で、当時まだ弱小だった織田信長が、めちゃくちゃ強大だった今川義元に少ない兵で勝ったのも、今川義元の油断が原因だった。

 

「油断は大敵」こんな当たり前のことでも、体験したり、実際見てみなければ理解できない。

幸運にもボクは小5の時、当時流行りに流行っていた遊戯王カードでそのことを学んだのであった。

 

遊戯王カード大会でS君が見せた油断

 

#75 修学旅行タッグデュエル

遊戯王カードの大会に友達が何人か参加することになった。そこにボクと非常に仲のいいS君がいた。

S君は誰もが認める遊戯王カード名人で、そこいらのヤツは5分もあれば蹴散らすほど強かった。

 

大会でも優勝候補のS君はこんなことを言った。

「まあ、オレが余裕で優勝するから、見ててよ」

卓球クラブに入っていて普段は地味な、S君はかなり調子に乗っていた。

しかも相手は小2。ボク達からすればガキだ。

 

誰もがS君の勝利を確信していた。

他の対戦相手はS君対策を入念にやっており、当然、S君が決勝まで上がってくると皆が思っていたのだ。

 

案の定、ゲームはS君有利に進み、あと勝利まであと一歩のところまで来た。

しかし、S君は中々トドメを刺さない。いたぶっているのだ。3歳年下の男の子を。

S君、性格が大変悪い。これでは完全にヒールだ。

ちょっと小2の子を味方するような空気になっていた。

 

S君がトランプマンのように華麗にカードを操っている中、相手サイドでなぜかどよめきが起こった。

 

「エグゾディアだぁぁぁぁ」

 

遊戯王 封印されしエクゾディア PG シークレットレア セット

 

向こうのセコンドが叫んだと同時に、場に綺麗に揃ったエグゾディアが出された。

知らない人のために補足しておくが、エグゾディアとは本体、手足、の5枚のカードがそろったら、そこで問答無用でそろえた方の勝利となるすごいカードである。

 

もう一歩のところで「バルス」と唱えられたムスカの気持ちを思い出してもらったらわかりやすいかと思う。

S君はもう一歩で勝利だったのだ。

というか、すぐトドメを刺さんと「お前はまだ殺さん…、もっと苦しめてやる…」みたいな、負けフラグを立てたS君が悪い。

 

漫画みたいな壮絶な負け方をしたS君は「エグゾディアとかマグレやから…」とか言って、泣いていた。

ボクは慰めながらも「ザマーミロ…」と内心思っていた。

 

油断は大敵

 

アラビアのロレンス (字幕版)

S君は普通にやったら勝てたハズだ。何故負けたかというと「油断したから」だ。

すぐにトドメを刺せばよかったのに、いたぶったから負けた。

 

今川義元も「織田てwwwあの27歳クソガキに負けるワケないやろwwwオラ酒持ってこい!」と宴会を始め、その好きに突撃してきた織田軍に首をはねられた。

 

第一次世界大戦で弱小遊牧民ベドウィンを率いてオスマン帝国と戦ったアラビアのロレンスは、相手の守備が薄い所をついて、勝利した。

 

オスマン軍は「まあ、西から攻めてくるやろうから、西だけ硬めとけ」と相手が弱小であることから油断し、かなりの長距離を迂回する必要のある東側から攻め込まれ、弱小ロレンス軍にボコボコにされた。

 

大国と小国の戦争は、大国がほとんど勝つと思いきや、意外と勝率は70%らしい。

3回に1回は大国が負けているのである。

 

そんな事情も知らず、「相手が弱いから」と言って油断するのはどれだけ危険なことかわかるだろう。

油断した時点で負ける可能性は非常に高い。

 

自分にどれだけ自信があって、相手がどれだけ弱くても、油断せず全力で戦うのが盤石な勝利への道である。

S君がとった行動は完全に今川義元、オスマン帝国、ダビデに殺されたゴリアテ、W杯で韓国に負けたドイツ、悟飯に負けたセル、だった。

 

油断は大敵。負けてはならない戦いでの、相手をあなどる気持ちは決して持ってはいけないものだ。