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「会社の稼ぎ」と「お客様を満足させること」の、バランスを取るのが非常に難しい件

会社はこぞって「お客様のために」と言う。それは会社を儲けさせるための建て前だ。

 

しかも、良い商品を作らないと売れない。だからできるだけ「最大限お客様を満足させる」必要がある。と同時に「会社の稼ぎ」も確保しなくてはいけない。

 

世のサラリーマンはこのバランスの取り方に悩んでいると思う。

 

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商品を長持ちさせるとお客さんは喜ぶが、会社の儲けは減る

 

前の会社は工場向けの製品を取り扱っていた。世にあるどの商品もそうだと思うが、ボクが取り扱っていた製品にも「寿命」があった。

寿命がくると、取り替え。一個の値段が結構するので、取り換えは会社の稼ぎ頭であった。

 

ある日、社長と飲んでいたらこんな話になった。

「社長。もっと、寿命を延ばせって取引先が言ってきてます。できないんですか?」

「うーん、できるんだけどねえ。あんまり寿命が延びると買い替えの頻度が少なくなるからなぁ。長持ちさせるのも考えものなんだよ。

でもある程度は長持ちさせないとこうやって文句言われるし。難しいね」

 

お客様のことを考えたら、寿命は長い方がいい。

この場合お客様を最大限満足させるということは、「できるだけ製品の寿命を延ばす」ということだ。

 

しかし、延ばせば、延ばすほど、買い替えの頻度が少なくなる。

買い替えを稼ぎ頭としている会社からすると、「製品寿命引き伸ばし」は死活問題になるのだ。

 

ほえ~~。なるほどな、と思った。「お客様の満足感」と「会社の稼ぎ」、同時に得るのはすごく難しいバランスで成り立っているのだな、と知ったのだ。

 

「会社の稼ぎ」と「お客様を満足させること」のバランスが難しい商品は世に沢山ある

 

寿命と消費がある商品、すべてにこのジレンマはつきまとう。

 

例えば洗剤。最近の洗剤はちょっとの量でかなりの泡が立ち、一回の洗い物で使う洗剤の量はかなり少ない。

 

「少量で洗える」のはお客さんにとってはうれしいことだけど、会社にとっては良いことではない。減るスピードが遅くなって、買い替えの頻度が下がるからだ。

 

家電も同じで、長持ちすればするほど、買い替えの頻度が下がる。

昔、「ソニータイマー」*1という言葉が流行ったが、そのようなウワサが立つのも、このジレンマに悩んでいる人が多いからだろう。

  

そう考えるともしかしたら世の企業は「一生壊れない掃除機」とか「一滴だけで洗濯物が丸洗いできる洗剤」とか開発済なんじゃないだろうか。でも、そんなもん発売したら買い替えが全く進まず、会社が儲からない。

 

表向きは「お客様に最大の満足をしていただくため」とか言ってるが、そんなことはとてもできないってのが本音だろうなあ…。でも仕方ないね。こればっかりは。

 

さいごに

 

 会社員皆、苦しんでるんだろうな。大変だな。

「最近クレーム多いな。そろそろ製品寿命延ばすか。」くらいしか、改良するタイミングってないんだろうね。

「延ばすのはちょっとだけだぞ!あんまり延ばすなよ!」ってなモンだ。

 

 

*1:ソニーの製品は買い替えを促すため、保証期間が終わるとぶっ壊れるようになっているという都市伝説。