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【ミニ四駆の思い出】ダイエットとミニ四駆の肉抜きはほどほどにしておけ

ボク達1985年~1990年生まれは『第二次ミニ四駆世代』と呼ばれることもある。

『爆走兄弟レッツ&ゴー!』を見ていた世代だ。(ちなみに第一次は『ダッシュ四駆郎』だ。何年生まれかは知らん)

爆走兄弟レッツ&ゴー!!(1) (てんとう虫コミックス)

その世代の男子は皆、ミニ四駆をしていた。当時は勉強などそっちのけで「誰が速いか」「誰がカッコいいか」にすべてを注いでいた。

 

以前、ビーダマンの記事で「ほどほどがわからなくなる人」を紹介した。

www.kiyo-hiko.net

 ミニ四駆でもそういう奴はいる。その辺でやめときゃいいのに、ついついやり過ぎてしまう奴が。

 

それは「ミニ四駆の肉抜きをし過ぎる奴」である。

 

肉抜きはミニ四駆ファイターズには必須のスキル

 

肉抜きとはミニ四駆のボディに穴をあけ、メッシュを貼る行為である。風通しを良くし、空気抵抗を低減させることができる。

 

肉抜きする部分(大概窓に当たるところ)にいくつかキリに穴を開け、ペンチで穴をつなぎ、切り取っていく。あとはヤスリで凸凹を無くし、メッシュを貼れば完成。

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ミニ四駆 肉抜き - YouTube

 

ハッキリ言ってめちゃくちゃ面倒くさく、やりたくない。

しかし、コロコロコミック*1でも何度も特集されていたし、周りでは「肉抜きできない奴は負け組」みたいな雰囲気が漂っていたので、図工嫌いのボクも一生懸命肉抜きをしていた覚えがある。

 

本来の肉抜きの目的を忘れていったボク達

 

ボクが「ミニ四駆の思い出は?」と言われた時、真っ先に思い浮かぶのは「児童館に皆集まって黙々と肉抜きをしている」光景である。レースの思い出は全く出てこない。

 

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それほどボク達にとって「肉抜き」は大事な儀式だったのである。「肉抜きが出来てやっと一人前」みたいな感じだった。

 

こうなると「誰が速いか」とかどうでもよくなってくる。「速くなるための肉抜き」という本来の目的を忘れ「誰が綺麗に、かつ多く肉抜きできるか」がすべてになるのである。これが当時の美学であった。

 

ここで出てくるのがさっきも言った「ほどほどがわからなくなった奴」なのである。

 

さて、ここで登場していただくのが、前回の記事でも出てきた「ビーダマンの後頭部にペットボトルを突き刺した」アホのN君だ。

 

見るも無残なトライダガーX

 

N君はなんでもやり過ぎる傾向がある。彼は家で一生懸命肉抜きを続けたトライダガーXを児童館に持ってきた。

 

「あのな!あのな!見て見て、家で肉抜きしてきてん!!」

 

「うわっ…………」

 

N君のミニ四駆は過剰な肉抜きでスッカスカになっていた。トライダガーXの面影は全くなく、ホネホネマンみたいだった。触るや否やバラバラに砕けそうである。

 

「N君それ………、走るの?」

「うん!あのな、あのな、大丈夫やで!」

 

N君が得意気になってくのと反比例して、ボク達のテンションは下がり続ける。N君のミニ四駆は全くカッコよくない。むしろ気持ちが悪い。

 

「ボク達が理想とするミニ四駆はこんなのじゃない…」

「肉抜き極めたら、こんなありさまになるのか…」

 

1/32 フルカウルミニ四駆シリーズ トライダガー X | タミヤ

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ホネホネマン (@honehonemen) | Twitter

 

※イメージ

 

皆、目が覚めた。肉抜きのなれの果てが、ホネホネマンだったからだ。ダサいにもほどがある。

 

ダイエットと肉抜きはほどほどが良い

 

 女子はすぐに痩せたがるが、男は望んでいない。ぽっちゃりが良いのである。しかし、ダイエットを始めた女子は鏡に映る自分の凹んだお腹を見て、調子に乗る。

 

「やだ、私、スリムだわ…まだ痩せられそう…」

 

この女子もほどほどがわからなくなるのである。その結果、ガリガリになる。本人は満足しているらしいが、男子はドン引きである。

 

「うわっ…………」

 

肉抜きし過ぎたミニ四駆を見た時と同じリアクションになる。

 

 

女子もミニ四駆好きの小学生も、ほどほどで止めておくのが一番である。あの時、「お前ら、肉抜きばっかりして、本来の目的忘れてないか?」と言ってくれる人がいたらよかったのだが、あの状態では誰も気がつかない。

N君は自分の身をもって、気づかせてくれたのだ。

 

すぐに痩せたがる女子には誰か勇気をもって忠告してやることが大事なのだ。「そのままで十分可愛いよ」と。

ダイエットと肉抜きはほどほどが良い。

 

さいごにひとこと

 彼は次の日、スピンコブラに買い替えていた。「スピンコブラ…発信でゲス!!」と明るく言ってたけど、目は笑っていなかった。

*1:当時のボク達にとっての聖書