「働きたくない」という熱い想いだけは誰にも負けない

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メモは取らなくても、取り過ぎてもダメなのだ

ナポレオンも、エジソンも、ダ・ヴィンチも、ある種の天才だった人たちはみなメモ魔だったといわれます。~中略~

凡人である我々がメモを取らずして、どうしてミスなく仕事をこなすことができるでしょうか。私はメモを取らずに、事にのぞむ人の気が知れません。

思考を鍛えるメモ力 (ちくま新書) 齋藤考 著 P12より

 

ボクはメモ魔である。この引用をして、「自分も天才なのだ」と言いたいワケではない。

上司から指示をあおぐ際、メモをしっかりとっていた。自分で言うのもなんだが、ボクは仕事上でのミスは少なかった。それはメモのおかげだと思っている。

 

「メモを取るのは良いこと」だと齋藤先生も言ってるし、ボクも何年も前からずっとメモを取り続けていた。

 

しかし、「メモの取り過ぎはよくない」ということを実感する体験をしたことがある。

 

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部長に「メモし過ぎ」との叱責を受けた

 

 仕事でミスをした。部長に叱責され、こんなことを言われた。

「お前はメモを取ることに必死で、きちんと人の話を聞けていない」と。

 

もう一度言うが、ボクはミスが少ないのはメモのおかげだと思っている。メモせず、仕事したらかなりのミスを犯していたはずである。

 

聞いているつもりだったのだが、偉い部長が言うんだから、そうなんだろう。でもメモを取るのをやめるつもりはない。このミスもメモが原因で起こったのではないのだ。

 

ミスは素直に悪いと思うし、もしかしたらメモに必死で、きちんと人の話を聞けていないような印象を与えたかもしれない。

でもメモのことでとやかく言われても、ボクとしてはどうしようもない。

 

納得いかず、ウジウジしていたボクにさらなる問題が起こった。

 

上司や先輩から「メモ禁止令」が出た

 

部長に「メモを取り過ぎ」と怒られたことが、周りにも伝わったらしく、どうやら

「ボクのメモはミスにつながる」「あいつのメモは役に立たない」

との認識が広まっていったようだ。

 

その証拠に上司や先輩に指示をもらう時、メモを取り出そうとすると「メモいいから」と言われるようになった。メモを禁じられたのだ。メモ禁止令である。

 

これは困った。ボクは記憶力はいい方*1思うのだが、なんせ新入社員であり、周りが「簡単に覚えられるだろう」こともボクにとっては非常に覚えにくい。

 

しかも上司が大変せっかちで、口癖が「一回しか言わんぞ」*2なので、聞き逃したり、聞いたりしたことを忘れたら、それで試合終了である。聞き終わってから、すぐさま隠れてメモをとる(なんともアホらしい…)ことをしていた。

 

一回のミスをボクのメモのせいにされ、禁止される。メモを取りながら、ミスなくこなした仕事は沢山あるというのに…。

 

現場でもメモ禁止令が出される

 

前の職場は現場作業もあった。段取りを覚えないといけないので、やっぱりここでも時間があればメモを取って、帰ってからまとめたりしていた。

新入社員なので、変に手を出すと迷惑がかかるし、怪我もする。「見て、覚えるだけでいいから」とも部長に言われていた。

 

いつも通りメモを取っていると、先輩に呼び出された。

「メモやめてくれないかな?」

「どうしてですか?覚えられないんですけど」

「皆が作業してる時に一人だけメモ取ってたら、『サボってる』と思われるだろ。あと『メモに一生懸命になり過ぎ』って部長に言われただろ」

 

サボってない。メモ取って覚えてるんだ。早く一人前になろうと段取りをメモしてまとめるんだ。

 

じゃあボケ~っとつっ立ってればいいのか。その態度が先輩として正しいのだろうが、それでは見たことすぐに忘れてしまう。というか、メモ=サボってる、ってどんな考えなんだ?

 

部長に「メモを取り過ぎ」と怒られたことで、随分仕事がしにくくなった。そして、ボクはメモを段々しなくなっていった。

 

立派な社会人が思う理想のメモの仕方とは何だろう。

 

以上の経験から、ボクが考えたメモ作法とは。

 

「あなたの話をきちんと耳で聞いています」と「しっかりメモをとって内容を理解してます」。この二つを相手に認識させること。

メモばかりに集中せず、時々は相手の眼を見る。そして、大事なワードにはオウム返しをし、かつ、絶妙なタイミングでうなずきを入れていき、必要な内容と不必要な内容を見極め、必要な内容だけを選び、最小限のメモを素早くする。以上だ。

 

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ホントに、めんどくさい…働きたくねえ…。

 

仕事が始まる前からこの面倒くささである。細かいことにこだわり過ぎるのが社会人という奴なのか。

 

お前は失恋したてのメンヘラか。どんだけ気使わなあかんねん。

 

仕事が始まる前の段階での、メモひとつにしてもこの調子だ。現場ではもっと沢山嫌な思いをしたのは言うまでもない。世界よ、これが日本社会だ。

 

まとめ

 

人の話を聞くとき、メモを熱心に取っていれば、その行為だけで「積極的である」という評価を受けて、その後の展開がうまくいきやすくなります。

思考を鍛えるメモ力 (ちくま新書)  齋藤考 著 P31より

 

そうとも限んねえみたいです。齋藤先生。

 

*1:ほら、ボクあれ持ってるでしょ。あのTOEICとかいうやつね。920点ね。良いよね記憶力

*2:上司がよく言うセリフトップ3に入る。日本のGDPに悪影響を及ぼしている原因のひとつ