「働きたくない」という熱い想いだけは誰にも負けない

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「オレ、バカだから」いちいち言うな。こちとら百も承知だ。

「オレ、バカだから」

これは自分をさげすむ、言葉である。相手に害はない。害はないのだが、ちょっと卑怯な感じがする。

 

この言葉は「バカだから」で自分を下におとしめる。いわば自分へのハードルを下げておく行為である。

一見謙虚さが垣間見えて良い人のように思えるが、実はそうではない。傷つくのが恐く、すごくプライドの高い、面倒くさい奴なのである。

 

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自分は間違ってるかもしれんけど、許して

 

なにか議論になった時、前置きとして「オレ、バカだから」と言う。

この前置きの意味は「これから自分の意見を言う。間違ってるかもしれんけど、あんまり指摘せんといてや。オレはバカなんだから」ということである。

 

自分をさげすみ、ハードルを下げておいてからの意見。ハードルを下げると、期待もしなくなる。

 

ハードルが上がれば上がるほど、目は厳しくなる。『ダイハード3』や『ゴッドファーザー3』『ダークナイトライジング』などは普通に面白い映画だけど人気がないのは、前作が名作過ぎて、ハードルがめちゃくちゃ上がっているからだ。映画と一緒だ。

 

この発言は周りの人間を「まあ、バカの意見だから仕方ないか」と思わせるのが目的だ。

 

しかし、こういうヤツは得てしてすげえ立派な事を言うもんだ。だれもバカだとは思わないし、実際バカでもない。

ただ意見を言った時に鋭い指摘が来るのを恐れている。「お前バカか」と相手に言われる前に、自分で言っておく。自分でさげすむと、謙虚さを演出できるし、プライドも傷つかない。

 

だから先に言っておく。コイツは謙虚に見えて、実はすごくプライドの高い奴だ。自分を守ることに必死である。

 

大体、「オレ、バカだから」の後に理路整然と立派な意見を言われると、こちらとしても非常にやりにくくなる。「バカなのに…こんなすげえ事を…ボク、なにも言えねえ…」と周りも思うだろう。

 

「オレ、バカだから」というセリフは自分を傷つけているように思えるけど、実際は「自分を守り、相手の意見を封じる」卑劣なセリフである。

「すごい謙虚な人…素敵…抱いて」とか思っとる場合ではない。面倒くさいぞこういうプライドの高い奴は。

 

「オレ、バカだからわかんねえや」という事ですべてを済まそうとしている

 

あともう一つの「オレ、バカだから」の使う状況として「難しい話に突入して、自分はどうしようもなくなった時」もある。

 

これも同じように相手から「こいつこんな話にもついて来れねえのか…バカだな」と思われる前に自分をおとしめる。そして相手からの「バカ」を封じる作戦である。

傷つく前に会話から逃げているのであり、言わば戦わずして腹を切る作戦である。武士かオマエは。

 

まあ自分のことを「バカ」という奴は全員武士のごとく、プライドが高いのだ。傷つくことが恐い。こう考えると、本当に違う意味で「バカ」なんじゃないとさえ思う。

 

ちょっとくらい他人に指摘されたり、見下されたりするくらい何だっていうんだ。戦国時代じゃないんだから、現代にこういうプライドは持たないに限る。

見下される場面などいくらでもあるし、その度いちいちプライドに傷をつけていたら、精神が持たない。そして何より自分を守ろうとする行為は周りから見ても非常にみっともないものである。

 

まとめ

 

「オレ、バカだから」は謙虚さを装い、自分へのハードルを下げ、相手の指摘を封じる。自分をおとしめるセリフは卑怯であり、男らしくない。

 

「オイお前ら、今からオレがすっげえ良い事言うから、耳の穴かっぽじってよく聞けや」くらいに言ってやるのが男らしくて良いじゃないか。ハードル上がるから指摘も沢山くると思うけど、それに耐えたり、そこから新たに違う価値観、考え方を学べばいい。

「オレ、バカだから」で指摘を恐れている奴は、学ぶ機会も失っているとも言える。