「働きたくない」という熱い想いだけは誰にも負けない

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早期退職が減らない原因は企業側が全く反省しないから

ボクは無職だ。ご察しの通り、ジョブホッパーだ。ジョブホッパーというのは、「早期退職を繰り返す人間」のことを言う。

 

ジョブホップを華麗なステップで繰り出した後、見事無職となったボクはあることに気が付いた。

 

そういや早期退職をした会社というのは、離職率が異常に高かった、ということに。

 

ボクが早期退職をしたある会社は「直近3年間、入社してきた人間が半年以内でやめる確率」が100%だった。驚異の100%である。直属の上司がサイコパスだったので、このような事になっていたのだと思われる。

 

ここまでの会社は中々ないとは思うが、「入って来てもすぐ辞めてしまう」と悩んでいる会社も多いと思う。そんな会社に「早期退職のプロ」「スーパーエグゼクティブジョブホッパー」のボクがズバリ原因を指摘したい。

 

お前ら「やめた奴が悪い」と、全く反省してねえだろ。それが原因だ。バカヤロウ。

 

Gatto Mimmo assatanato

「やめる奴がすべて悪い」と決めつけている間は早期退職が絶えることがない

 早期退職者は「根性がない」「最近の若い奴は弱い」「これだからゆとりは…」と言われ、バカにされることが非常に多い。

早期対象者=悪い、という式が出来ていて、会社側は自分たちに原因があるなんて微塵も思わない。

 

 「自分たちの会社はすべて正しい。すぐ辞める奴が悪い。根性がない」と決めつけ、「辞める理由」をしっかり聞かない。

 

退職者からすると辞める理由というのは、本人の問題ではなく、会社側に原因があることが大半だ。

 だから「この会社のどこがダメだったのか?気に入らなったのか?」を根掘り葉掘り聞き出す必要があるのだが、ほとんどの会社はする気がない。

 

さきほど挙げた離職率100%の会社の場合、退職者は「上司が精神異常者」「上司がエド・ゲインばりのサイコパス」「上司が行動力のない織田信長」「あの上司と仕事するくらいなら自分の脚食った挙句、餓死した方がマシ」という理由で辞めているのだが、会社側はこの上司をどうにかする、という対策が全くなされていなかった。

 

ボクは心優しい青年なので、その会社の発展のために「上司がマザーファッカーなので辞めます」と正直に社長に言ったはずだが、「ああそう」みたいな感じで全く変える気がないようだった。

「この上司には問題がある」とは社長も薄々感づいてはいるけど、やっぱり「やめる奴が悪い」という気持ちが勝っていたのだと思う。

 

 

会社の悪い所は早期退職者しかわからない

 不正が横行している会社でも長く勤めていれば、それがおかしいと思わなくなる。仮におかしいと気づいていても、段々慣れてきて、「適応できない奴はヘタレだ」と思ってしまうようになる。そうなるとそこにいる社員誰も何がおかしいのか、わからなくなる。

 

友達が以前デザイン事務所で働いていたのだが、上司が常にガス銃を持っていて、気に入らないことがあったり、ヒマになったりすると、部下の頭を狙撃するらしい。

ゴルゴ13もビックリの上司だが、友達はこれが「どの会社でもある光景」だと思い込んでいて、「警察に行け」とボクが助言しても「何をそれくらいで(笑)」と意に反さなかった。

友達は結局病んでしまったのだけど、そんなゴルゴの下でも長い間働いていたらそれが普通や常識になってしまうようだ。

 

Golgoスタイル

 

これは極端な例だが、何がおかしいかわからなくなる、という点ではどの会社でもあり得る話だ。在籍者には当たり前となってしまった「おかしい点」を「おかしい」と気づいて鋭く指摘してくれる人は、早期退職者だけだ。

やめる奴のせいにして、何も聞かないというのは、自分の会社を客観的に見ることができる貴重な機会を逃していると思う。

 

本当の退職理由を言わない理由

 「早期退職者に会社を辞める理由は逐一聞いている。『この業務が合わない』という理由だったから変えようがないだろう」

という会社もいそうだが、そんな会社に言いたい。

 

本当の理由を正直に言うワケないだろうバカが。

 

なぜかと言うと「説教されたくないから」だ。

 

本当の理由というのは社員側の一方的な都合しかない。だから話を聞いた挙句「それくらい我慢しろ」とか「それではどこへ行っても通用しないぞ」とか言い出すアホがあまりに多いのだ。

「残業時間が多い」なら「どこもそうだ。我慢しろ」

「上司がクソ」なら「そんなのはどこにでもいる。我慢しろ」

「社長がクソ」なら「そんなことはない。我慢しろ」

「給料が安い」なら「今は景気が悪い。我慢しろ」

「残業代が出ない」なら「昔はそんなもんなかった。我慢しろ」

 

  やめる人からすると、もうすぐ何の関係もなくなるオッサンにこんな説教はされたくない。「お前に何がわかんねんボケ」と言う話である。

 

だから本当の理由は言わずに「実際やってみたら、ちょっと合わなくて…」「別に人間関係や労働条件は問題ない」「皆良い人でしたけど…」とか微塵も思ってもないことを言って、その場を適当に誤魔化すのだ。

これで「そうか…じゃあ仕方ないな…」と納得してしまう奴はあまりにも人間というのをわかっていない。何年社会人やっとんねん。

 

 退職者側も説教されるリスクを負い本当の理由を言ってまで、その会社を良くしてやろう、とかは思わない。辞めてしまえば関係なくなるのだから。むしろ「早く潰れろクソ企業が」ぐらいに思うものである。

 

実際ボクは辞める際、本当の理由を言うようにしてるが、説教されなかったことがない。「お前は甘い」「どこに行っても一緒」と言って、改善など全くする気もなかった。こちらとしても本当の理由を言うメリットが全くないのである。

 

人のせいにしている限り、そこに成長はない

 早期退職者を出さず、会社を成長させたい。

そんなことを思うのであれば、早期退職者の「辞める理由」をしっかり聞き出さないといけない。

 

失敗→反省→改善

の繰り返しで人は成長していく。会社もそれは同じだ。しかし、辞めるヤツのせいにして、全く反省しない会社は、

 

失敗→責任転嫁→失敗→責任転嫁→失敗→責任転嫁→……

の繰り返しだ。これではいつまで経っても成長など出来っこない。

 

ノルマ達成ができなかった部下が「買わないお客さんが悪い」と言ったら、上司は怒り狂うだろう。「原因は全部お前じゃ!!しっかり反省して、改善していけ!!」と言うに違いない。

「やめる奴が悪い」と反省しない会社はこの部下と同じレベルの発言をしている、ということに気が付いてほしい。

 

まとめ

 早期退職者は「根性なし」ではない。そう決めてかかり、いつまでも反省しようとしない会社側こそ「根性なし」と言えるのでないでしょうか。