「働きたくない」という熱い想いだけは誰にも負けない

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カフェ会で得た人生で大切なこと

大阪では毎日どこかで「カフェ会」なるものが開催されている。

これは不特定多数の人間がカフェに集まってコーヒーを飲みながら雑談しましょうというもの。

 

ボクは会社員時代、これにハマっていた。

大企業の社員からアルバイト、学生まで色んな人が集まりただただ話をする。

50人くらい集まるものもあれば、5人ぐらいでこじんまりと開催されるものもある。

仕事以外の人の話をすることで、違った刺激になり、明日を生きる活力になる。

 

ボクの場合はそんな全うな理由ではなく、完全に出会い目的だったのだが、それはそれで楽しかった。

 

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カフェ会の内容

 

主催者によって内容は少し違ってくるのだが、大体同じである。

自己紹介→雑談タイム→ライン交換タイム

という流れ。

 

各々好きなように話をする、というワケではなく大概そのテーブルには仕切り役がいて、その人中心に話をする、という感じ。

だから話下手な人でも主催者や仕切り役がうまくその場を回してくれるので、安心して参加できる。

 

最近読んだ本とか観た映画とか、たまには「将来のこと」という意識の高い話になったりもする。

最後はその席にいる人全員とラインを交換して終了。という感じである。

 

Cafe

フタを開けてみれば大変汚い会であった

 

参加する人の動機は様々である。

「コミュ障を克服したい」

「仕事以外の人と話がしたい」

「良い出会いをして、人生を変えたい」など。

まあ皆、それっぽいことを言うのだが、実は違う。ビジネス目的で来ているヤツが大半なのである。

 

 意気投合したと思えば、帰りに「自分ビットコインの相談してるんで、よかったら」と名刺を渡され、セミナーに誘われテニスクラブに誘われご飯に誘われ(男に)、別のカフェ会に誘われアムウェイの全デモに誘われ(商品説明会みたいなもの)、まあ散々なものだった。

二人でご飯はマジで意味わからんが、多分壺でも買わされるんだろう。

 

このようにカフェ会とか爽やかなイメージとは裏腹に参加者は下心満載の汚い人間ばかりであった。

 

ボクはこんなことも気づかずに、出会い目的でせっせと通っていた。ちなみに女性との出会いみたいなものはあったものの、この人にはセミナーに連れて行かされそうになった

フタを開けてみれば己の欲望が渦巻く、非常に汚い会なのであった。

 

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カフェ会は人生で大切な事を教えてくれた

 

「あなたと仲良くなりたい」「あなたとはうまくやっていけそうな気がする」「あなたとは恋人になれそう」。

こんな態度で寄ってこられてボクは悪い気はしなかった。

 

ボクには友達が一人しかいなく、恋人なんて生まれてこのかたいなく、なんとも無様な人生を送ってきた。

タンブルウィードが転がる荒野のような人間関係しか構築できなかったボクには、カフェ会で過ごしたひとときというのは本当に楽しかった。

 

さらにボクのようなクズ人間に興味を持って寄ってきてくれる、世の中捨てたもんじゃないと思った。

うれしかった。ラインを沢山交換した。その後もメッセージのやりとりをした。仕事で切羽詰まってる時もラインをした。この繋がりは途絶えさせちゃいけない、そう思いながら。

 

仲良くなると「またお茶をしましょう。また話がしたいです」と言われ、せっせとその人に会いに行く。男でも女でも関係ない。ボクに興味を持ってくれている。うれしい。最高だ。

 

弾む会話、相手の事をどんどん知ることができる。ボクはクズ男じゃないじゃないか、興味を持ってくれてるじゃないか。

 

人生の素晴らしさ、自分の価値を再認識し始めたその瞬間、相手から繰り出される、信じられない言葉たち。やさしい空気をまとった悪魔からの誘い。

 

「セミナー興味あります?」

「ビットコインって知ってます?」

「自分もカフェ会してるんで、よかったら友達誘って来てください」

「アムウェイの商品は普通に良いから。今度説明会あるから来てください」

 

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皆、ボクのお金目当てだった。誰もボクには興味がなかった。興味があるのはボクのお金だった。

すごく悲しかった。仲良くなった人全員こんな感じだった。

 

断ると途端に来なくなるライン。途切れる関係。

 

やっぱりボクはクズ人間だった。誰もボクには興味を持ってくれない。

自分の無価値っぷりに絶望すると同時に、「やっぱり人なんて信用できない」と改めて思った。

 

ボクは元々人を信用するのが苦手だったが、このカフェ会でさらに人を信じられなくなった。

カフェ会はボクに大切な事を教えてくれた。

「やっぱり人を無闇に信用してはならない」ということ。

世の中はやっぱり無情だ。誰も信用するな。