「働きたくない」という熱い想いだけは誰にも負けない

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ビジネス書ばっかり読むな

ボクは本が好きだ。無職でもやっぱり本は読む。

 

会社員だった頃は書店に入るや否や、自己啓発とかビジネス本とかハウツー本とかのコーナーに一直線。腕を組みできる大人を演じながら1時間くらい眺めた挙句5冊くらい購入する、という大変意識の高い人間であった。

 

この前書店に行った。いつも通り意識高いコーナーに行くと、ある異変に気が付いた。

 

欲しい本がない!!

 

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無職には関係のない本ばかりだった

 

棚を眺めているとコミュニケーション術、資料の作り方、アポの取り方、できる社員の振る舞い、時間管理術、残業なしで仕事を終わらす術、みたいな本ばかり。

会社員時代はこれらの本すべてに興味を持った筈だが、無職になった今、必要のない本ばかりである。

 

普通に働いていると気が付かないかも知れないが、これらの棚の本は普通に正社員として働く人のための本ばかりなのだ。

 

無職になってからこの棚を見てみるとわかる。無職にはクソの役にも立たない本ばかりである。

 

 

普通の人はこの状況になった時に「なんか世間から置いていかれてるなあ」と淋しい気持ちになるかもしれない。

しかし、生粋の労働嫌いであるボクは眼をキラキラさせながらこんな事を思った。

「仕事をしていないと、これだけの本を読む時間と金が節約できるんだ。すごい」

ボクは完全なダメ人間になりつつある。

 

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大量の時間を無駄にした気分になった

 

会社員時代のボクはビジネス書ばかり読んでいた。

 

本を読むことにより、沢山の知識、考え方を得た。

上司、先輩との関わり方、仕事の進め方、電話の仕方、契約につながるコミュニケーション術など。

しかし、これらの知識は無職になると全く役に立たなくなる。

 

 

ということはこういう勉強をした時間、お金というのが無駄になったというワケである。これは非常に悲しい現実であった。

 

購入したビジネス書はすべて廃棄した。廃棄しながら「読んでよかったな」と思う本は皆無であった。一体何のために読んだのだろうか。

 

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無職になった今「読んでよかった」と思う本はビジネスとは関係のない本

 

ビジネス本や啓発本で得た知識は無職のボクには全く役に立ってない。これからも多分役には立たないだろう。

しかし、「読んでよかったなぁ」と思える本は沢山ある。それはビジネスや啓発本の類ではない。

 

ビジネス書、啓発本以外の本である。

 

 

司馬遼太郎歴史小説や宇宙の不思議の本、旅行記やなんてことない雑談の本など。

これらの本は無職になった今でも「読んでてよかった」と思える。

 

司馬先生には何事にも動じない戦国武将や幕末志士の生き方を教えてくれたし、宇宙の本は空を見上げる度ワクワクさせてくれる、雑談の本はしょうもない生き方や考え方を教えてくれる。

 

こういう本は意識の高い社会人には直接役には立たない本である。中々手に取ることもないかもしれない。

 

 

でも今、無職になったボクはこれらの本のおかげで腐らずに生きていけると思うのだ。

 

自己啓発やビジネス本が語る世界というのは非常に狭い。こればかりだと視野が狭くなるし、ちょっと脱落したらすべてが終わりだ、という風に思ってしまう。

 

自己啓発やビジネス本ばかり読むという行為は『井の中の蛙、大海を知らず』の井の中の蛙に自分からなろうとする行為だと思う。

 

 

今思えば会社員時代はつまらん事で悩んでたよなあ。上司とうまくいかなかった時は、「上司の関わり方」みたいな本を2冊も3冊も読んで偉くなった気になってた。

でも大概の上司というのはクソ野郎ばかりなので、そもそもうまくやれる可能性は低い、というのはビジネス書では得られない知識だ。(役に立つかどうかは別として)

 

 

仕事でストレスを抱えている時は、自己啓発などはすごく効果がある。読むだけでスッキリした気分になるけど、状況が変わると何の役にも立たない知識に変わる。

 

 

この先どう状況が変わるのかはわからない。だからこそ即効性のあるビジネス書ばかり読まず、色んな本を読んでおく必要があると思う。

いずれどこかで役に立つはずだから。