「働きたくない」という熱い想いだけは誰にも負けない

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ポンコツ社長の話 2

イヤなことから逃げ続ける。ボクが以前勤めていた社長の話だ。

 

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 ポンコツ社長のプロフィール

年齢:70過ぎのジジイ(正確にはわからない)

特徴:守銭奴、頑固、負けず嫌い

主な仕事:TVを見る、お気に入りの社員とトンカツを食べに行く、給料の支給(手渡し)、社員を怒鳴る、朝礼の自画自賛、お中元を選ぶ 等  

 

 

 

逃げの達人

 

社長は毎日会社に来て、TVを見て、13時頃には帰る。何もしないのでクソの役にも立たない。

むしろ目障りなだけ来ない方がマシなのだが、何故か出勤率が異常に高い。

 

 

そんな社長は都合が悪いことが起こると、何かと理由をつけて早退する。(13時でも十分早退レベルの早さなのだが)

 

クレームが来ると「おなかが痛い」。

昔馴染みの嫌いな客が来ると「用事がある」

面倒な仕事(社長がするわけではない)があると「心臓の調子が悪い」

税務署が来る日はそもそも会社に来ない。(なんで?)

と、逃げの達人であった。

 

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「あばらが折れた」

 

何年も働いている女性社員が急に辞めることになった。

大ベテランであったが、ひとり辞めたくらいならなんてことはなく、ボクが対応することによりなんとか乗り切れるだろうという算段であった。新しく人を入れるまでの辛抱だ。

 

 

しかし、これを重く見すぎた社長。

「確実に会社は回らない。もう終わりだ。やばい」

と思ったらしく、かなりオロオロし出した。

 

朝礼でもイライラし、ようわからん理由で怒鳴られることも多々あった。

 

 

少しでも都合が悪いことが起こると逃げ出す社長。今までの振る舞いを見ていても、そろそろ逃げ出すのではないか、と店中ウワサになっていたちょうどその時だった。

 

早朝に電話があり、出てみると社長だった。

「あ、社長おはようございます」

「ワシ、階段から落ちたんや…」

「えっ!?そうなんですか!!大丈夫ですか!!(半笑い)」

「いや、ちょっとあばらが折れたみたいで、しばらく会社には行かれへんのや…」

「あ、そうですか!!お大事にしてくださいね!!(半笑い)」

 

きたーーーー!!得意の仮病発動だ。

早朝に階段から落ち、なぜ医者にも行ってない状態であばらが折れたとわかるのか。というか、もっと上手なウソつかんかい。

 

 

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新入社員が入るや否や社長復帰!!

 

新入社員は1週間ぐらいで入ってきた。サポートされながらも早めに一人前になりそうだった。

社長が仮病を開始してから約2週間後、店もやっと落ち着きを取り戻した。

 

すると社長が来出したのである。

「あばら大丈夫ですか!!(半笑い)」

「おう、まあなんとか大丈夫や」

 

ピンピンしとるやないか。

70過ぎのジジイがそんな早くに折れたあばらが完治するものなのだろうか。

 

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都合の悪いことには対応したくない。その場にいたくない。ボクは情けない社長の生きざまをこの目でしっかりと焼きつけた。

 

男は危機に立って、はじめて真価のわかるものだ

竜馬がゆく 2巻に載っていた言葉である。

 

 

ピンチの時の振る舞いで、その人のレベルがわかる。

 

いくら日頃偉そうにしていても、仕事ができても、ピンチでオロオロしたり、周りにあたったり、逃げたりするのは男ではない。

ボクの上司はすべてピンチでオロオロしてしまう人達であった。キツく当たってくる人ばかりで落ち着いて行動できる人などそういない。

 

その人の真価を見るには、ピンチに追い込んでやればいい。

 

その社長は逃げてばかりで、社員の誰一人として信頼されていなかった。

ちなみに今、その会社は潰れかけである。