「働きたくない」という熱い想いだけは誰にも負けない

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「若いときの苦労は買ってでもしろ」言ってる本人がパッとしねえから信憑性がない

「若い時の苦労は買ってでもしろ」とオッサンはよくドヤ顔で言います。

 

確かに苦労って大事だと思います。苦労してない人は人間的に未熟なのは社会を見ているとよ~くわかる。

 

ホントによく聞くセリフなんですが、言ってる本人が大概クズみたいな人間だったりします。どういう意味でそのセリフを吐いているのかわかりません。

「若い時の苦労があるから今の自分があるんだ」

という意味なのか。

「ほら見ろ。苦労してねえとオレみたいになるぞ」

のという意味なのか。

 

前者は身を持って証明していません。「イヤ苦労したんか知らんけど、大した事ねえからオマエ」という突っ込み待ちなんでしょうか。

 

後者は身を持って証明してます。「苦労しないとこんなダメ人間になるんだな」とわかります。

でも仮にその人が苦労したら、こんなダメ人間にはならない証明にはなりません。苦労したその人は存在しないんですから。

 

どっちにしろ全く説得力がありません。

 

一度このセリフを日雇い労働者から聞いたことがあります。

後者の意味ならまあ理解できますが、前者だとちょっと意味がわかりません。

段ボールを潰すだけという、世界で一番簡単な作業中にこのセリフを吐いたのはあのオッサンが最初で最後でしょう。

 

 苦労が足りないオッサン共

 

 

今のオッサンたちは皆苦労したんでしょうか。

「昔の労働環境は今よりひどかった」「週6日で働いてた」「学校ではよくどつかれてた」と、話を聞いていると今の若者よりしんどい思いをしているのはよくわかります。

 

でも、本当にパッとしないんです。この世のオッサン共は。

 

苦労が人間を作るなら、苦労してきた(?)オッサン共はもっと尊敬されてもいいハズ。なのに尊敬に値するオッサンはほとんどいません。というかボクは会った事がない。

 

口だけ達者で人生論をよく語ってくれるけど、お前という存在がすべてこの言葉の価値を打ち消しています。まさに本末転倒とはこの事。口から吐いた言葉がヘドロのごとく地面に落ちていきます。

 

別に黙ってりゃいいんですが、いちいち価値観を押し付けてくるから余計パッとせず、ダメ人間なんです。

 

「もっと苦労しないとダメ。定時で帰ってたら成長しないよ」とか言いながら凝りに凝ったオリジナル見積もりを人差し指だけで5時間くらいかけて作成していた元上司を思い出します。

 

 

戦前の人はすごくしっかりしてた

 

ボクは昔の人の本とか良く読むんですが、皆しっかりしてますね。

特攻に向かう若者は今の若者と比べてもかなりしっかりしてます。幕末に活躍した橋本佐内という人も10代でビックリするほど素晴らしい事書いてます。信じられないくらいしっかりしてる。

 

厳しい時代があの人達を作った、という面もあります。

いつ死ぬかわからない。そんな中毎日貧乏して勉強して苦労した。だからあれほどの素晴らしい人間が出来上がるんだと思います。

 

今のオッサン共がした苦労なんて全然足りないと言う事です。

 

 

でもいつ死ぬかわからない中、娯楽なんて全く知らず休むこともせずにひたすら勉強、修行ほどの事をしないと立派な人間になれないなら、ボクはクズ人間のままで十分です。立派な人間にはなりたくない。

 

 

かなりキツい苦労をしないといけない?

 

「若いときの苦労は買ってでもしろ」この言葉の意味は充分理解できます。苦労してない人間はとにかくダメです。

ボクの会社の社長も3代目で甘やかされて育ってきたから、苦労知らず。

この時代に固定給で従業員を週6日働かし、クレームがあると一目散に逃げます。会う度愚痴を言い、二言目には「誰かクビ切らなあかんな~」。脅す事が一番効果があると勘違いしています。

 

完全なダメ人間です。こういうのを見ると苦労って大事だなあ、と心の底から思います。

 

 

苦労が大事。この事を本当に若者に理解させるには口で言ってもダメです。

一番良いのは苦労していないクズ人間のダメっぷりを目の前で沢山見せる事です。

そしてそのクズ人間の様子を見ながら、そっと教えてあげる。

「あの人苦労してないんだよ」

苦労してないと、ああなるよ。とかではなく、ただただ苦労していない事を伝える。苦労していないとダメになる、ということを五感で感じることができます。これほどの説得力はない。

 

とにかく「若い時の苦労は買ってでもしろ」これは真実です。

でも中途半端な苦労ではダメで「手抜いたら死ぬレベル」の苦労をしないといけません。

今のオッサンが昔強いられてた「残業地獄」「長時間労働」「パワハラ」程度では全然ダメということです。

 

 

苦労が報われるとは限らない

 

最後に今の上司の話。彼は新卒でブラック企業に勤め、どつかれながら、3ヶ月連勤を繰り返していました。

退職し、自営業になり、次は365日休みなしの状態に。

で、今の会社におるんですが、結局ブラック企業。薄給で週6日こき使われています。

 

この人は新卒で就職してからずっと苦労をしています。だから人間的にはすごくいい人なんです。

尊敬はできないけど、この上司のおかげでボクは今のクソ会社でも働いていられる。すごく感謝してます。

他の人よりすごく苦労しています。今の価値観から言って。

でも全く報われてませんよね。この人。

 

「厳しい環境にいたから週6勤務でも文句言わず働いていられるんだ」

なんて思うかも知れませんが、人生全体で見ると確実に負け組です。苦労をしても報われない、というすごくいい手本になりました。

 

成長し、立派な人間になってもこんな人生送るなら遊んでた方がよかった、なんて思いませんか?ボクなら絶対思います。

 

 

「苦労をしろ」価値も信憑性も薄れてきている

 

良い言葉なんですが、なぜ信憑性がなくなってるかと言うと、黙ってりゃいいのにパッとしないオッサンが色んな所でこのセリフを言うからです。このセリフを言う人ほどダメ人間だと言う傾向があります。

 

本当に素晴らしい人はこんな事偉そうにいいません。まだまだ努力が足りないと謙虚に思っているし、苦労が必ず報われない事を知っているからです。

 

上司や親に言われてもあまり鵜呑みにしない方が賢明です。

「ダメ人間にならないためにはある程度の苦労は必要。でもし過ぎたからと言って報われるとは限らない」程度の認識でいいのではないでしょうか。

必要以上の苦労をして報われるのは会社だけです。自分は身体壊すだけです。

ほどほどで止めときましょう。今の若い人は普通に生きていくだけでも十分苦労しているんですから。